カトパン初著書「あさえがお」11・16発売 笑顔の“秘密”明かす

[ 2016年10月21日 05:30 ]

加藤綾子アナの初の著書「あさえがお」には撮り下ろし写真も掲載
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 フリーアナウンサー加藤綾子(31)の初めての著書「あさえがお」(小学館)が11月16日に発売される。半生を振り返りながら、自身を支えてきた33の言葉を紹介する内容。悩んだ時に励まされた言葉、心を落ち着かせて自らをコントロールするための言葉…。カトパンが笑顔でいられる秘密が詰まった一冊だ。

 フジテレビのアナウンサー時代、7年半にわたり、情報番組で届けてきた朝の笑顔。「“いつも笑ってるよね”とずっと言われていて、なんでだろうと自分で考えてみた時に私には支えてくれた言葉があった」。

 その一つが明石家さんま(61)の言葉。さんまが司会のバラエティー「ホンマでっか!?TV」の進行役に抜てきされた09年のこと。入社2年目で「“アナウンサーはこういう人”というイメージに自分を当てはめようとしていた」時期。

 好きな男性のタイプを聞かれ「優しい人です」と当たり障りなく答えた。そんな加藤アナに、さんまは「なんやねん、おまえ。カッコつけやがって」と言った。

 ハッとさせられ「もっと自分を出してもいいのかな」と自然体で収録に臨むようになった。さんまらにイジられるようになり「それでいいんだよと言ってもらえた気がした」と振り返った。

 「疲れた時にスマートフォンで名言集を見ると、励まされることが多かった。時代が違っても、人は同じように励まされるんだなと思ったんです」と、著書では吉田松陰やマザー・テレサら偉人の言葉も紹介している。

 出来上がった表紙を見て「照れくさいですね」。撮り下ろしの写真も24ページにわたって掲載。「これまでの自分を出し尽くした一冊。読まれた方が笑顔になるきっかけになったらと思います」とほほ笑んだ。

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