大阪ブルース!

雨の難波八阪神社 変形ギターの名器「フライングV」携え、撮影強行!

雨の難波八阪神社で、ポスター写真の撮影は強行された
雨の難波八阪神社で、ポスター写真の撮影は強行された

 「なにわブルースフェスティバル」ポスター用写真のロケ当日はあいにくの雨となった。

 まず、お昼前から「スウィート・ホリワイアンズ」松井朝孝くんのスタジオで最初の撮影。このスタジオで大阪市浪速区の玉置賢司区長に持ってもらうギターは、ギブソン社の「フライングV」というエレキギターだ。いわゆる「変形ギター」の典型なのでどこかでご覧になったことのある方も多いに違いない。

 この「フライングV」、いかにもハードロックのギタリストが愛用しそうなギターのように思えるが、実は発売当時はブルース・ギタリストの大御所アルバート・キングの愛機として知られていた。つまり、実は「いかにもブルース・ギタリストらしいギター」といえるのだ。ちなみにこのとき使ったギターは「GUITAR TRIBE」(ギター・トライブ)というビンテージ・ギター専門のお店から拝借したものだ。ビンテージといえば、どのくらい値打ちものか、ファンの方ならおわかりだろう。木目の美しいギターだった。

 そしてお昼から難波八阪神社へ移動したのだが、雨は激しくなるばかりで全然止む気配がない。神社のとなりの蕎麦屋で遅い昼食を取りつつ待っていたが、神社が閉門される「時間切れ」が迫ってくる。

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