セレーナ・ゴメスも!持病とともに生きる女性12人
場合によっては一生付き合っていかなければいけない"慢性疾患"。コスモポリタン イギリス版では、セレブから学生まで、持病を抱えながらもアクティブに人生を謳歌する女性達を紹介しています。
病気のことを公表し、屈せず受け入れ、力強く生きる彼女たちの姿から、きっとパワーを貰えるはず。
1.セレーナ・ゴメス
自己免疫疾患の一種で、全身の臓器に炎症を起こす"ループス(全身性エリテマトーデス)"が原因で、ツアーの中止を余儀なくされたセレーナ。彼女は以前から、「自分の病気を公表することは決して恥ずかしいことではない」、と語っているそう。
2.ゾーイ・ライト
フィットネス界のスター、ゾーイは20歳で"潰瘍性大腸炎"と診断されたのだとか。これは大腸の粘膜に潰瘍などができ、消化や免疫システムに問題が生じる病気で、彼女は病名がわかるまで3年もの間苦しんでいたそう。同時に、病気のことを理解するにつれ、「自分が病気に負けない姿を見せることで、他の人を勇気づけたい」という使命を感じた彼女は、手術後わずか10カ月で出場したコンテストで、2部門を制覇! 凄すぎる。
3.ソマー・ラヴ
肺や消化器官に問題が生じる"嚢胞(のうほう)性線維症"を抱えるソマーは、37歳。彼女の肺は現在、(通常の)27%しか機能しておらず、"疲れやすさ"が主な症状なのだとか。しかしそんな彼女は、自分の病気を通じて他者を助けようと、<Love To Breathe>を設立。これは同じ病気を抱える人たちに希望を与え、慢性病への啓蒙を目的とした団体なのだそう。
4.ミッキー・トレスコット
ベストセラーの料理本『The Autoimmune Paleo Cookbook』の著者ミッキーは、アレルギーを誘発する素材を使わない食事を紹介している女性。彼女自身は自己免疫疾患の"セリアック病"と"橋本病"を抱えていて、(旧石器時代の食事をヒントにした)パレオダイエットを実践したところ、自身のビタミンやミネラル不足を克服し、健康状態も良くなったのだとか。
5.レナ・ダナム
子宮内膜組織が、卵巣や腸といった子宮以外の場所にできる"子宮内膜症"。女性の10人に1人が抱えているといわれる病気で、レナもその1人。Instagramでもそのツラさをシェアしているレナは、病気のために自身が監督・制作・脚本・主演を務める人気ドラマ『GIRLS』のプロモーション活動などに支障が出ることもあるのだとか。それでも、彼女は常にポジティブ。病気が成功の妨げにならないことを身をもって証明している。
6.アリー・ヒルフィガー
人気ファッションデザイナー、トミー・ヒルフィガーを父に持つアリー。彼女がマダニを媒介とした"ライム病"の症状を初めて経験したのは、わずか7歳のとき。関節の痛みや疲労、視覚の問題などさまざまな症状が出る病気で、アリーは著書『Bite Me: How Lyme Disease Stole My Childhood, Made Me Crazy, and Almost Killed Me』で自分とライム病との日々を告白。病気に負けず、ボーイフレンドや娘と人生を謳歌していて、ツラいときは友達や家族、創作活動、楽しい映画などから元気をもらっているんだとか。(ちなみに、歌手のアヴリル・ラヴィーンも同じ病気であことを昨年公表)
7.ララ・パーカー
人気ニュースサイト<Buzzfeed>のエディター、ララは原因不明の症状に苦しんだのち、21歳で"子宮内膜症"と診断されたそう。彼女はそのとき、自分の病気を明るく打ち明けることで、「病気を語ることは決して悪いことではない」と人々にわかってもらおうと思ったのだとか。
慢性陰部痛を抱える人々の団体<National Vulvodynia Association>のサポートリーダーで、持病を抱える女性たちのオンラインコミュニティのメンバーでもあるララ。自分の症状を公表した彼女のもとには、好意的な反応がたくさん寄せられたそう。
8.アシュリー・エスパー
Families who plank together 💪🏻❤️ pic.twitter.com/b4mmN8MQek
- ashley esper (@ashleyesper) July 2, 2016
トップの成績で大学を卒業し、会計学の修士号を取得したアシュリー。その一方で4度の入院と2度の手術を経験し、できなかったこともたくさんあったそう。消化器官に潰瘍ができ、腹痛や下痢などに悩まされる不治の"クローン病"を抱える彼女。その経験をウェブサイトで紹介し、同じ病気の人を励まし、多くの人に病気のことを知ってもらおうと活動中。
長年苦しんだ結果、病気を隠したり、言わないでいたりすることは、自分のためにも他の人のためにもならないことに気付いたそうで、今では病気をものともせず、アクティブに日々を送っているのだとか。
9.デイジー・リドリー
超人気シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役で、一躍有名になったイギリス人女優のデイジー。"子宮内膜症"だとわかったのは15歳のときだそうで、今では女性たちに「自分の体に異変を感じたら、決して放っておかないように」と呼びかけているのだとか。あらゆる年代の女性に向け、ポジティブかつ力強いメッセージを送り続けているその姿から、病気の有無にかかわらず勇気を貰えるはず。
10.シエナ・ネルソン
皮膚細胞がはがれおちたり、かさぶたのようになったりする疾患、"乾癬(かんせん)"を抱える女優のシエナは、何度もトライした治療がうまくいかず、Instagramで自分の病気を公表することを決心。孤独にも苦しんでいた彼女だったけど、同じ症状に苦しむ女性たちのオンラインコミュニティがとても力になることを発見したのだとか。
シエナは現在、炎症を起こしにくくする食事を摂取し、さらに乳製品や砂糖、加工品、アルコール、小麦粉を使った食べ物を避けているそうで、これが症状の緩和につながっているよう。完全に治ったわけではないけれど、(Instagramなど)ネットを通じ、多くの人を励ましている。
11.ヨランダ・フォスター
人気モデル、ジジ&ベラ・ハディッドの母親で、米リアリティ番組『Real Housewives of Beverly Hills』の出演者でもあるヨランダ。最近では著書『Believe Me: My Battle with the Invisible Disability of Lyme Disease』で、自身と"ライム病"との闘いを告白。病気の治療法を見つけることはもちろん、持病を抱える人へのサポートの大切さを語っているそう。
12.エマ・フランクリン
23歳のファッショニスタ、エマ。自分自身のコントロール力を失い、次第に食事ができなくなり、認知機能も低下した彼女が医師のもとを訪れたときには、すでに症状が深刻化していたそう。
"ライム病"と診断された彼女は、病床からブログでこの病気の症状などの情報を発信。幸いなことに、今では病の進行も抑えられているのだとか。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Captain & Me, Inc.