ゴーストライター騒動で注目を集めた作曲家の新垣隆氏(46)が手掛けた交響曲「連祷 -Litany」の世界配信が決定し、黒柳徹子(83)やビートたけし(69)ら著名人から寄せられたメッセージが同氏の公式サイトで5日、公開された。

 黒柳は「私は、悲しみを、のりこえようという祈りを聞いた。世界の人に聞いてもらいたい!」と推薦。たけしは「新垣さんはずるいよ。一見、まるでキートンのようなクラウン(道化師)を演じながら、心の中ではずーっとファイテングポーズを取り続けている。一連のゴーストライター騒動からの最初の作品がヒロシマやフクシマをテーマにするなんて、まったく。なんて度胸だ!」と同氏を絶賛した。

 そのほか、槇原敬之やDJ KRUSH、太鼓奏者の林英哲から寄せられたメッセージが公開されている。

 同作は11月16日リリース。収録予定曲は交響曲「連祷 -Litany」、ピアノ協奏曲「新生」、「流るる翠碧」。今年9月15日に福島市音楽堂でライブレコーディングされたもので、ピアノ・指揮は新垣氏、演奏は東京室内管弦楽団。