前日17日にBクラスが確定し、虎の新たなスタートとなったこの日は、巨人戦が雨で流れた。
「最後まで、きちっと戦う。負けてもいい試合なんてない。お客さんはお金を払って見にきてくれているんだから」
残り7戦、勝利にこだわっていくことを強調した金本監督だが、同時に来季もしっかりと見据えていく。初めて口にした来季構想。その中のひとつが、ヘイグに始まり今季実に8人も守った「三塁」だ。
「鳥谷は暫定? もちろん、もちろん。(来季のポジションは)イチからじゃないかな、やっぱり。外国人選手の絡んでくる話だし」
不振の鳥谷を外して、遊撃に22歳の北條を入れる大ナタをふるった。主将は三塁へ回り、ここまで10試合でスタメン出場中。ただ、決して来季も「三塁・鳥谷」で確定ではないことを明言し、白紙を強調した。