アウトドアや普段使いにも便利なマルチツールですが、内蔵されているナイフは常に切れ味を良くしておきたいものです。出先でいざ使おうとした時にナイフが切れない! という状態は、不便なだけでなくケガの原因にもなりかねません。

ブレードメディック』はコンパクトなサイズのマルチシャープナー。小型のナイフやマルチツールと一緒に携帯することで、研ぎ忘れの問題を現場で解決できます。160817_lanskysharpener_002.jpg

『ブレードメディック』一つで、荒研ぎと仕上げ研ぎができ、またストレートナイフの他、波刃のメンテナンスができます。

通常シャープナーとしては次の2ステップで簡単に研ぐことが出来ます。

Step1:カーバイド(グレー)の部分で、ナイフを3~4回手前に引くようにスライドさせると刃が立つようになります。

Step2:セラミック(ホワイト)の部分は仕上げ研ぎ用です。やはり3~4回手前に引くようにスライドさせて仕上げ研ぎは完了です。

その他に、幅広の「波刃シャープナー」は、粗めから細かい目の波刃まで、刃の角度を合わせながら簡単に研ぐことができます。また、棒状の「ダイヤモンドテーパードロッド」はストレートナイフも波刃ナイフもスピーディーに研ぎたい場合に重宝します。

160817_lanskysharpener_003.jpg

アウトドア意外で便利なのは、キッチンで使う特殊な刃物を研げる点です。例えば食パンをカットする時に使う「ブレッドナイフ」ですが、切れ味が悪いとパンの切り口がボロボロになってしまいます。『ブレッドメディック』のダイヤモンドテーパードが、ちょうど丸く湾曲した刃の形にピッタリでした。

刃物として便利なものにかぎって、研ぎ難い形状である場合が少なくありません。小型のシャープナーを使うことであらゆる刃物の切れ味を良くし、気持よく安全に作業をしたいですね。

ブレードメディック:LANSKY

(藤加祐子)