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トヨタ自動車は25日、ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」をマイナーチェンジし、2018年1月8日に発売すると発表した。

今回のマイナーチェンジでは、第2世代を迎えた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、自転車の運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う新機能「レーントレーシングアシスト」を搭載した。リヤクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニターも新設定するなど、予防安全装備を充実させて安全運転支援の強化を図った。

デザインにおいて、エクステリアはヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプを意匠変更することで、それぞれの個性をより際立たせた。インテリアはメーター加飾やシート表皮、木目の色を変更し、高級感をさらに高めている。

また、エアロ仕様として、ゆとりのセカンドシートを備える最上級グレード「Executive Lounge S」を「アルファード」に、「Executive Lounge Z」を「ヴェルファイア」に設定。専用インテリアとして「ブラック&ホワイト」の内装色を採用し、シルバー木目調の専用加飾や、防汚処理加工を施したホワイト色のプレミアムナッパ本革シートとともに、先進的でモダンな室内空間を演出した。ハイブリッドのエアロ仕様にエントリーグレード「アルファード S」および「ヴェルファイア Z」も設定した。

走行性能では、よりダイレクトな走りの実現と高い燃費性能を確保したV6・3.5Lエンジン(2GR-FKS)&Direct Shift-8ATを採用。構造用接着剤の適応範囲拡大や高剛性ガラス接着剤の使用などによりボディ剛性を高め、優れた操縦安定性と乗り心地を実現させている。「アルファード」「ヴェルファイア」ともに価格は335万4,480〜750万8,160円(税込)。

ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施すとともに、"サイドリフトアップチルトシート装着車"を新設定している。