2017.11.22 update

通勤にもおすすめ!ビジネススタイルに好印象なスニーカー選びと着こなし3選

伊藤忠商事が「毎週金曜日=脱スーツ・デー」を積極的に取り入れるなど、カジュアルな服装での仕事に注目が集まってる。革靴を脱いだ足元で人気なのは、ジャケパンスタイルなどとマッチする上品なレザーやスウェードのスニーカーたち。今回は、伊勢丹新宿店メンズ館のスタイリストの松田翼が、“仕事で履けるスニーカー”を自身の着こなしとともに3足紹介する。


「仕事中はスニーカーは履けない」というビジネスマンへ


クールビズやウォームビズなどの装い方が広がっていく中で、スニーカーとバックパックはビジネスマンのスタイルにもかなり浸透してきたが、「客先にはスニーカーでは行けない」という人も多いはず。そういう方は、通勤時にスニーカーを履いてみてはいかがだろうか。

2018年3月からスポーツ庁は、「歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものに変えていくプロジェクト」として運動不足を解消するというテーマ「FUN+WALK PROJECT(ファン プラス ウォーク プロジェクト)」を推進。通勤の際に革靴ではなく、スニーカーを履いて出勤をするスタイル(会社に着いたら履き替えるスタイル)を発信して、スニーカー通勤など“歩きやすい服装”での通勤を広めていくという。

スニーカー通勤のメリットとしては、仕事前から足が疲れない(疲れにくい)、仕事終わりにちょっと歩いてみようと最寄駅の一つ手前の駅から歩いて帰ることで運動不足を解消できる、ジム通いなどの運動に積極的になれるなどがあるが、通勤から内勤のときは足に負担のかかりにくいスニーカーで、客先や外回りは革靴で、そして帰宅時にはまたスニーカーに履き替えることで、気分転換にもなって、仕事モードの切り替えにも役立つ。

 

都市生活を豊かに、かつ快適に過ごすアクティブウエアがビジネスシーンをも席巻しているなかで、今回はそのスタイルにフィットするスニーカーをシーン別にマッチング。「都市生活者のワークスタイル」の新しい提案として、スーツ、カジュアルのセットアップ、ジャケット・パンツ(ジャケパン)スタイルのオフィスカジュアルに好適なスニーカーを提案する。


1.New Balance
▶カジュアルな"ジャケパン"スタイルには、単色レザースニーカーを推奨



<ニューバランス>
スニーカー「M576CBB」 

<ニューバランス>は、「とにかく歩きやすく、足への負担を少なく」というリクエストの方が選ばれるブランド。今回選んだ「M576CBB」は、1988年の発売以来、抜群の安定性と履き心地のよさで多くの方に愛される、クラシックランニングモデルの代表である「576」の英国製モデル。

アッパーに英国製ならではの上質なスムースレザーを使用し、モノトーンで上品な雰囲気をアピール。単色のオールレザーなので、革靴と同じケアで、長く愛着に応える。


2.PUMA
▶セットアップスタイルには、「クラシック×テクノロジー」を感じる"オール黒"が旬

 


<プーマ>
スニーカー「スウェードイグナイト」 

<プーマ>は、きれいめなスタイルを好まれる方や、足の幅がそれほど広くない人にフィットするモデルを多く展開。ブランドのアイコンである「プーマスウェード」もオールブラックを探しに来られる方が多い。

プーマスウェードは、1968年にバスケットボール用シューズとして誕生した大定番モデルの一つ。シルエットやカラーのアップデートを展開しながら、40年以上に渡って世界中で愛され続けている。

今回紹介する「スウェードイグナイト」は、プーマスウェードのルックスはそのまま、<プーマ>の最新クッショニングテクノロジーである「IGNITE(イグナイト)」ソールを搭載。オールブラックのボディに<プーマ>ロゴとシューレースの先のゴールドが映え、スエードのクラシックさとテクノロジーが融合した注目のモデルだ。
 


3.adidas Originals
▶スーツスタイルには、すっきりとオールホワイトで清潔感を

 


<アディダス オリジナルス>
スニーカー「スーパースター80s」


<アディダス オリジナルス>のスニーカーは、どんな着こなしにも合わせやすいデザインが多く、店頭でも人気。今回は、どうしても暗く重くなりがちな秋冬の装いの足元に合わせる“白”をチョイス。オンビジネスからアフターファイブまで足元を明るく輝かせる。

<アディダス オリジナルス>の「スーパースター80s」は、1969年にプロバスケットシューズとしてデビューするやいなや瞬く間にプレイヤーに愛され、さらにストリートスタイルの象徴としても君臨。特徴的なシェルトゥのデザインと、ラグジュアリーなレザーアッパーで幅広い世代から支持されている。

白の革靴の履きこなしは難しいものですが、スニーカーのオールホワイトモデルは清潔感があり、計算したコーディネートの中でひときわ輝く。

*価格はすべて、税込みです。

お問い合わせ
03-3352-1111(大代表)