お小遣いを増やすチャンス!余った外貨が電子マネーに換金できるようになる?

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今の日本では、国内から海外への旅行も、海外からの国内への旅行者も増え、海外旅行はすっかり一般的となった。

海外旅行が増え、現地での美味しい食事やショッピングを楽しめるのはいいのだが、ひとつ困ることがある。

それは、現地の通貨で支払いをする度に貯まっていく、お釣りだ。
気がつけば硬貨でお財布は膨らむ一方。
帰国前に空港で必死に使おうと思っても使い切れず……という経験のある人は少なくないだろう。

余った現地通貨はどうすればいいのだろうか。

●そのまま持っていて次回また使う
余った金額にもよるが、再びその国に訪れる予定や、気持ちがあるのなら、そのまま持っていてもいいだろう。
再訪時、両替しなくてもホテルまで移動したり、軽く食事したりできる程度あれば便利だ。また、旅の記念に現地通貨を取っておくという人も多い。

●紙幣なら日本円に両替できる
手間も手数料も発生するが、紙幣なら日本円に替えることができる。
もう使うことがないとか、余った金額が大きい場合は、日本円に戻してしまおう。

しかし、硬貨は銀行などでも両替ができないので、硬貨だけは手元に残ることになる。
記念に取っておくか、空港の募金箱に寄付するという選択となる。
あとは、金券ショップで両替するという手もあるが、少額の硬貨のために訪れるのも面倒だ。

●電子マネーに交換できる「ポケットチェンジ」が7月に登場!
外国の硬貨は、日本円に両替はできないと書いたが、それも、これからは変わるかもしれない。

実は、外国の硬貨が電子マネーに交換できるようになることをご存知だろうか。

7月に羽田空港に設置される「ポケットチェンジ」は、紙幣だけでなく、硬貨も電子マネーに交換できる端末なのだ。

対応通貨は、米ドル、ユーロ、日本円(2016年6月現在)だ。
設置場所や対応通貨は順次拡大していく予定とのこと。

操作はシンプルで、余った現地通貨を端末に入れ、ICカードをかざせば電子マネー(日本円)としてチャージされるのだ。
電子マネーのほか、各種ギフトコードやクーポンなどにも交換できる。

日本円から外貨への交換も可能なので、日本を訪れた外国人旅行者も活用できる。
交換時に手数料は発生するが、手軽で、硬貨も交換できる。

自宅で眠っている外貨を、この際、電子マネーに変えれば、臨時のお小遣いになるかも?