台風6号、沖縄・奄美地方に接近 大雨の恐れ
強い台風6号は11日、沖縄の南を北東に進み、同日夜から12日にかけて暴風域を伴って沖縄・奄美地方に接近するとみられる。12日から13日にかけて西日本と東日本でも太平洋側を中心に大雨のおそれがあるとして、気象庁が警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、沖縄では12日昼前にかけて、奄美地方では同日朝から大しけとなるおそれがある。台風6号は12日夜に温帯低気圧に変わる見通し。その後再び勢力を強め、関東地方に接近するとみられる。
13日午前0時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで四国地方が200ミリ、奄美が180ミリ、沖縄と九州、東海が150ミリ、近畿地方が120ミリなどとなっている。
12日にかけて予想される最大風速は沖縄35メートル、奄美28メートル、伊豆諸島25メートル。