イ・ミンホ「次はいつ制服を着られるかな?」グローバルツアー記者会見に登場!“ただただファンのみなさんに感謝”
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―昨日もこの会場でツアーの公演がありましたが、7ヶ月ぶりに日本のファンとお会いした感想は?
イ・ミンホ:実は今回の新しいアルバム「Song for You」自体が、ファンのみなさんのために出したアルバムなんです。それに収録された歌をみなさんがとても気に入ってくださって楽しんでくださったので、僕自身もとても楽しめた公演になりました。
―「相続者たち」のBOXが発売になりましたが、前半の気に入ったシーン、後半の印象に残っているシーンなどを教えてください。
イ・ミンホ:前半はアメリカで撮影したシーンが気に入っています。映像が綺麗だし、僕も1ヶ月近くアメリカに滞在できたてよかったです。なによりも、このドラマのストーリーがこれから始まっていくという、とてもワクワクするシーンだと思いました。後半は感情をあらわにするシーンがたくさんあったので、今まで生きてきたなかで一番泣いたんじゃないかな(笑) 涙を流すシーンが印象的でした。
―ご自身が演じたキム・タンの役柄を紹介してください。
イ・ミンホ:設定としては有名な財閥グループの息子です。ただし正妻の子ではなくて、いわゆるお妾さんの子ということで、とても淋しい思いをして育ちました。でも、だからこそ真心をもって人間関係を築くことができる、そんな素敵な18歳の青年です。
―男らしいファイトシーンもありましたが、どう撮影しましたか?
イ・ミンホ:喧嘩のシーンはカッコよく戦うのではなくて、あくまでも「18歳はどんな喧嘩をするだろう」と考えて感情のままに撮りました。10代のロマンスを描くドラマということで、最初の頃は感情表現するときも「こんなに深い感情を表すことができるのかな」と思っていたんです。でも考えてみると、逆に10代だからこそ、自分たちの感情に素直にストレートなのではないかと思い直しました。その純粋な感情をどう表現すべきか、そこが難しかったです。
―そんなキム・タンの魅力は?
イ・ミンホ:やはり真実、真心だと思います。彼はその人柄で、心を閉じている相手の気持ちを開かせること……心の武装解除をさせることができるんです。人に愛され、さらにその愛を人と分かち合うことができる、というところが魅力だと思います。
―キム・ウビンさんをはじめ、若い世代の俳優さんが集まっていたと思いますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
イ・ミンホ:僕は俳優ですが、今回は「次はいつ制服を着られるかな?」と思いながら撮影現場に入りました(笑) 学校の場面では僕が一番年上ということもあって、年下の俳優さんたちには愛情を持って接しました。撮影当初からできるだけ親しくなろうと努力したので、現場はとてもいい雰囲気でしたね。若者同士なので冗談をとばしたり、たわいもない軽口をたたき合いながら、楽しく撮影しました。僕とキム・ウビンさんとは、劇中では敵同士で反目する関係でしたが、実際はとても仲がよかったです。
―これから「相続者たち」のDVDをご覧になるみなさんにメッセージをどうぞ。
イ・ミンホ:人というものは異性だけでなく人間同士としても、愛し合って生きていくものだと思います。しかし、ともするとその大切さを忘れてしまいがちです。いろんな現実問題にぶつかることによって、真心から人を愛する機会を失ってしまうのです。でも、この作品を見ていただくと「真の愛」とはどういったものなのか、その必要性や、胸がドキドキする感情というものを感じていただけると思いますので、ぜひご覧になってください。
―ではここからは、アルバム「Song for You」の話題にうつります。前回の1stアルバムに続いてオリコンデーリーランキング1位に輝いたとのことで、おめでとうございます。
イ・ミンホ:(僕の手柄ではありません、という表情で笑いながら) ただただ、ファンのみなさんに感謝です!
―ご自身が一番気に入っている曲は?
イ・ミンホ:僕は歌の場合も、そこに意味や感情が込められているのがいい歌だと思います。そういう意味でも今回のアルバムのタイトル曲の「Song for You」がとてもいいですね。今回のアルバムを出すことになった理由、そもそも僕が歌うことになった理由が込められているからです。「Song for You」はどちらかというとじっくり聴いて欲しい曲ですが、その他にも、みんな一緒にノリノリで楽しめる曲も収録されていますので、そのような曲ではファンのみなさんも一緒に歌いながら楽しんでほしいです。
―韓国、日本のみならず、台湾、中国、アメリカ、キューバなど世界中で大人気ですが、世界各国をまわってみて、国によってファンの違いはありますか?
イ・ミンホ:単純にルックスやどのような服装をしているかという違いをのぞけば、どの国のファンの方も同じです。誰かのことを好きで、その気持ちを表現する方法は、どの国も同じなのだと思っています。
―ずばりグローバルツアー「RE:MINHO」の見どころは?
イ・ミンホ:なんといっても僕がたくさん歌うところ。僕は俳優であるにも関わらず、今回の公演では12曲も歌うんです(笑) 2部構成の中で特にハイライトといえるのが第2部。アップテンポの曲が続くので、会場のファンのみなさんもノリノリで立ち上がって楽しんでもらえると思います。今まで作品を通してお見せすることのなかった僕の素の部分、個人的な部分、イ・ミンホの本来の姿を見ていただけるでしょう。僕自身も、ステージの上で思い切り楽しみたいですね。
―最後に今後の活動予定と、ファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
イ・ミンホ:来月11月に、最新作の映画「江南ブルース」が韓国で公開になる予定です。その映画もたくさんの人に愛されることを願っています。その宣伝活動とグローバルツアーで今年は終わりそうですね。来年は、さらにいい作品を通して、みなさんの癒しになれるような俳優になりたいです。ファンのみなさんには「本当にいつも感謝しています」「愛しています」という言葉を伝えたいです。
最後は日本語で「アリガトウゴザイマシタ」と言って立ち上がったイ・ミンホ。187㎝と背が高いだけではなく、とにかく足が長い!抜群のスタイルのよさには、何度見ても惚れ惚れしてしまう。フォトセッションではたくさんのカメラマンに囲まれ、ちょっぴり気恥ずかしそうに微笑む姿が可愛らしかったイ・ミンホ。このあと行なわれたグローバルツアー「RE:MINHO」の様子は、別の記事で!
ライター:望月美寿
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記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔