2014年07月15日　18:52

リコー、高速連写も可能な光学52倍ズーム「PENTAX XG-1」

リコーイメージングは、光学52倍ズームの超高倍率レンズを搭載したデジタルカメラ「PENTAX XG-1」を発表。8月8日より発売する。

重量約567gのボディに、光学52倍ズームの超高倍率レンズを搭載したモデル。35mm判換算で、超広角24mmから超望遠1248mmまでの幅広い撮影領域に加え、被写体に最短1cmまで近づいて、迫力ある近接撮影が可能な「1cmマクロ」モードも備える。また、光学ズームと同等の画質を維持したままで画像を拡大できるデジタルズーム機能とあわせて、最大約208倍（35mm判換算で約4992mm）相当の高倍率ズーム撮影も可能だ。

撮像素子は、高感度、低ノイズ特性にすぐれ、画像信号の高速な読み出しが可能な裏面照射型で、有効画素数約1600万画素の1/2.3型CMOSイメージセンサーを搭載。高性能画像処理エンジンの採用により、最高ISO感度3200の高感度性能を実現。一度に複数枚の画像を撮影、合成してぶれの少ない画像を作る「手持ち夜景」モードも備える。

さらに、最高約9コマ/秒の連写に加えて、最高約60コマ/秒の超高速連写（記録サイズが640×480ドットに固定）と、最高約30コマ/秒の高速連写（記録サイズが2304×1728ドットに固定）を実現。加えて、移動する被写体にピントを合わせ続ける自動追尾AF機能も装備。手ぶれ補正では、センサーシフト方式の手ぶれ補正機構「SR」を搭載。高精度ジャイロセンサーが検知したぶれ量に対して、撮像素子を水平・垂直に動かすことで、高い補正効果が得られるという。

このほか、動画撮影はフルHD（1920×1080ドット）の30fpsで、記録形式にH.264を採用。屋外での視認性にすぐれた電子ビューファインダー（約20万ドット）を搭載。背面モニターに3.0型液晶（約46万ドット）を備える。記録メディアは、内蔵メモリー（約15.4MB）のほか、SD/SDHCカード、Eye-Fiカードに対応。バッテリー寿命は約240枚。本体サイズは119（幅）×89（高さ）×97.5（奥行）mm。重量は約567g（電池、SDメモリーカード含む）。ボディカラーはブラック。

市場想定価格は39,500円（税抜）。

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