【8月14日 AFP】ブンデスリーガ1部の2015-16シーズンは14日、3連覇中のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)対ハンブルガーSV(Hamburger SV)の試合で幕を開ける。

 ここでは、今夏に活躍の場をブンデスリーガに移した5人の注目選手を紹介する。

■アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)―バイエルン・ミュンヘン

 バスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)がマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に移籍したバイエルンは、昨季の欧州チャンピオンズリーグ(2014-15 UEFA Champions League)で決勝に進出したユベントス(Juventus)からチリ代表のビダルを獲得し、中盤に力強さを加えた。

 ビダルは攻守にわたり動きまわるタイプの選手で、スターぞろいのバイエルンではシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)、ハビ・マルティネス(Javi Martinez)、フィリップ・ラーム(Philipp Lahm)、セバスティアン・ロデ(Sebastian Rode)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)、マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)らを相手に先発の座を争わなくてはならない。

 しかしながら、28歳のビダルは、7月にコパ・アメリカ(2015 Copa America)制覇を果たすなど、選手として最も脂が乗っている時期を迎えている。

 昨季はユベントスの国内2冠に貢献するなど、ビダルは4年間で公式戦合計171試合に出場し、通算48得点26アシストを記録している。