皆さん、こんにちは。作編曲家の小林洋平です。連載3回目は、シンクポイントの多い楽曲を制作する際に便利な“ファインドテンポ”、そしてフリー・タイミングでの制作時に非常に強力な“アジャストビート”について解説をしていきたいと思います。どちらもDigital Performer(以下DP)ならではの珠玉の機能です。 解説:小林洋平|第3回 シンクポイントからテンポを割り出すファインドテンポ フィルム・スコアリングにおいて、映像と音楽をシンクロさせるタイミングのことをシンクポイントと呼ぶことは、既に当連載でお話させていただきました。もちろんシンクポイントの数は作品の演出や曲ごとによって異なりますし、そ…