【9月20日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は19日、欧州・アフリカゾーンIのプレーオフが行われ、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が2日連続で白星を挙げたスペインは、3勝0敗でデンマークを退け、地域グループ降格を免れた。

 デビスカップで5度の優勝を飾っているスペインだが、ここ2年間はナダルが出場しておらず、昨年からドイツ、ブラジル、ロシアに3連敗を喫すると、グループ1への残留が危ぶまれていた。

 それでも今回、ナダルとダビド・フェレール(David Ferrer)がデビスカップ復帰を飾ったスペインは、初日のシングルスで2連勝を収めると、2日目のダブルスではナダルとフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)がデンマークのペアに勝利した。

 ナダルは、「良い気分だ。まったく知らないコートでプレーするのは難しいけど、僕らには勝つ義務があった」とコメントした。

「ミッション達成だ。ダブルスはおそらく、この3試合の中で一番厳しかったけど、その中でよくやったと思う」

(c)AFP