【12月20日 AFP】ノルウェーの北極圏にあるスバルバル(Svalbard)諸島で19日、雪崩が発生して約10軒の民家が巻き込まれ、1人が死亡、9人が負傷した。

 地元行政当局によると、雪崩は、石炭関連の仕事をする人々が暮らす町で、ホッキョクグマも生息するロングイェールビーン(Longyearbyen)を見下ろせる山の斜面で発生し、40歳の男性1人が死亡した。また、地元病院の広報担当者は、子ども4人と大人5人が負傷し、うち子ども2人と大人1人が重体であると語った。

 複数の目撃者は、山の中腹に建てられた家々が約20メートル押し流されたと話している。(c)AFP