マンU監督、マルシアルの移籍金は「とんでもない金額」
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【9月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督が、フランス代表FWアントニー・マルシアル(Anthony Martial)の獲得に費やした移籍金は「とんでもない金額だ」と語った。
移籍決定後にフランス代表デビューを飾った19歳のマルシアルは、移籍市場が閉まる直前にフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)から3600万ポンド(約67億円)という驚きの移籍金で加入した。移籍金は最大で5800万ポンド(約108億円)にまでふくれあがるとされている。
ファン・ハール監督はユナイテッドのシーズンチケット保持者向けのイベントで、「とんでもない金額だが、それがわれわれのいる異常な世界なのだ」と語った。
またオランダ人指揮官は、移籍金はユナイテッドが日常的に「1000万ポンド(約19億円)を上乗せ」した値を、選手に付けている傾向にのっとったものだと付け加えた。
さらにファン・ハール監督は、マルシアルは「次の監督」のために獲得された選手で、その次期指揮官が現在アシスタントマネジャーを務めるライアン・ギグス(Ryan Giggs)氏だと明かした。
英紙タイムズ(The Times)はファン・ハール監督の言葉として、「自分のためにマルシアルを手に入れてはいない。マンチェスター・ユナイテッドの次期監督のために獲得した」と報じた。
ギグス氏とともにイベントに出席していたファン・ハール監督はさらにこう続けた。
「マンチェスター・ユナイテッドの次期監督を紹介しているような気分だ」
(c)AFP