【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第6シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-3、6-2でアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)を下し、4回戦に進出した。

 前回王者で通算10度目の全仏制覇を目指すナダルは、世界ランキング120位の相手をまったく寄せ付けず、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との準々決勝に前進した。

 クズネツォフのサービスゲームを8つブレークして勝利したナダルは、4回戦でジャック・ソック(Jack Sock、米国)と対戦する。ソックは1993年のピート・サンプラス(Pete Sampras、米国)以降では史上最年少となる、22歳での全仏16強入りを果たした。

 全仏での通算戦績を69勝1敗に伸ばしたナダルは、「試合を重ねるごとにプレーの確実性と安定感が増していっている」とコメントした。(c)AFP/Dave JAMES