ハッカの日 ミントで心身リラックス

2015.06.16

 6月20日は、「ペパーミントの日」。6月の北海道のすがすがしさが、ハッカそのものということと、「ハッカ(20日)」の語呂合わせを理由に、ハッカが特産品の北海道北見市まちづくり研究会が、1987年に制定しました。目が覚めるような強い清涼感のあるミントは、昔からさまざまな料理やお酒などに使われるポピュラーなハーブです。

 シソ科ハッカ属の多年草の総称を「ミント」と呼び、和名を「ハッカ(薄荷)」と呼びます。ハッカといえば、「メントール」ですが、これは、ハッカ特有のスーっとする成分の名称です。200キログラムのハッカから採れる精油は、わずか2%ほどと言われ、運ぶときに荷が軽くて済むことから「薄荷」という名前がついたそうです。

 用途は、食品、化粧品、洗剤、入浴剤、香水、薬など多岐にわたります。ミントを使った食品には、チョコ、キャンディー、ガム、アイス、クッキー、ゼリー、タブレット、カキ氷などがあり、フレッシュなものは、デザートの彩りにも利用します。飲料には、炭酸のすっきり感とミントの清涼感で夏の定番となったモヒート、ミントビア、カクテル、ソーダ、ココアなどがあり、冷たいハーブティーはこれからの蒸し暑い季節に最適です。暑い時には体を冷やし、寒い時には体を温めるので、一年を通して使われます。

 他にも、消臭予防や抗菌作用があります。精神的な緊張を和らげ、心身をリラックスさせてくれる鎮静効果や、胃腸のトラブルの改善に役立つ消化促進作用もあります。さらに、風邪予防や不眠解消、ストレス改善、口臭予防、食べ過ぎや飲み過ぎあとの、胸やけも防ぎます。焼き肉店で食後にミントガムやキャンディーをもらいますが、お口スッキリ以外の効果もあると言えますね。

 ■クリスティーン デリコ ハッピーマイスター。個人鑑定、歳時記講座、起業セミナー、桜美林大学アカデミーの講師を務めるなど多方面で活躍中。

 

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