【10月19日 AFP】女子ゴルフ、ハナバンク選手権(LPGA KEB Hana Bank Championship 2015)は18日、韓国・仁川(Incheon)のスカイ72ゴルフクラブ(Sky72 Golf Club)で最終日が行われ、レクシー・トンプソン(Alexis 'Lexi' Thompson、米国)が通算15アンダーでシーズン2勝目を挙げた。

 首位と1打差で最終日を迎えたトンプソンは、11番で唯一のボギーをたたいたが、4バーディーで3つスコアを伸ばし、元世界ランク1位のヤニ・ツェン(Yani Tseng、台湾)、韓国ツアーのスター朴城ヒョン(Sung Hyun Park、韓国)を1打差に抑えた。

「とても満足しています」としたトンプソンは、「韓国に来て、素晴らしいファンの前でプレーするのをいつも楽しみにしています。ここでの優勝は、大きな意味がありますね」とコメントした。

 ツェンは、最終日に68というまずまずのスコアを記録したが、2012年以来のツアー優勝はおあずけとなった。直近4大会のうち3つでトップ10入りしているツェンは、「優勝が欲しいです」とすると、「優勝するためにアジアに来ました。毎週、近づいていると感じます」と話している。

 次の大会は富邦LPGA台湾選手権(Fubon LPGA Taiwan Championship 2015)となっており、ツェンは地元のコースで久々の戴冠を果たす可能性がある。

 初日に10アンダーのコース記録を出していた朴城ヒョンは、首位タイで最終日を迎えたが、1イーグル2ボギーでスコアを伸ばすことができず、ツェンとともに2位タイに終わった。

 首位と2打差の4位タイには、最終日をコース記録の10アンダーとした梁熙英(Amy Yang、エミー・ヤン、韓国)、リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)、ジェリーナ・ピラー(Gerina Piller、米国)が入った。(c)AFP