【8月30日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は29日、第3節の試合が行われ、マインツ05(Mainz 05)は武藤嘉紀(Yoshinori Muto)が2得点の活躍をみせ、ハノーバー96(Hannover 96)に3-0で快勝した。

 武藤がブンデスリーガ出場わずか3試合目で初得点を記録した。前半15分、ハイロ・サンペリオ(Jairo Samperio Bustara)のパスに抜け出してシュートを放つと、ボールはポストに当たってゴールに入った。

 さらに武藤は前半29分、コーナーキックのプレーからヘディングでこの試合2得点目を記録すると、マインツはその後、後半開始直後に相手陣内でボールを奪ったユヌス・マリ(Yunus Malli)が追加点を挙げた。

 マインツはこれで、順位を暫定5位に上げている。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)のアジア2次予選を戦う日本代表に招集されている武藤にとっては、9月3日に埼玉スタジアム2002(Saitama Stadium 2002)で行われるカンボジア戦に向け、はずみのつく2ゴールとなった。

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は、ブンデスリーガ勢から6人を代表メンバーに招集しており、ハノーバーで右SBとして先発した酒井宏樹(Hiroki Sakai)も名を連ねている。(c)AFP