【9月13日 AFP】(写真追加)インド中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州ぺトラワド(Petlawad)の飲食店で12日、ガスボンベが原因とみられる大規模な爆発が発生し、地元警察によると少なくとも85人が死亡、約100人が負傷した。同国で近年発生した同様の事故の中で最悪の規模となった。

 12日の午前8時30分(日本時間同日午後0時30分)頃に爆発が発生した当時、店は朝食を取る会社員や学校の生徒たちで混雑していた。

 現地当局によると、爆発のあった飲食店が入っていた建物には爆発物が違法に保管されていたため、ガス爆発がさらなる爆発を引き起こし、周辺の建物が破壊されるなど、被害が拡大したという。

 当局は、飲食店が入っていた建物に保管されていた、採鉱などに使われる起爆剤やゼラチン爆発物が原因となり、爆発の規模が拡大したとみている。また、ある警察幹部は、飲食店の近くにはバス停があったことも、死者や負傷者が増加した原因の一つだと述べた。(c)AFP/Sam Panthaky