【5月18日 AFP】14-15イタリア・セリエAは17日、第36節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)はウディネーゼ(Udinese)に2-1で逆転勝利を収めた。

 この結果ローマは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)本戦からの出場となる2位の確保に一歩前進した。

 試合は、ウディネーゼがチェルシー(Chelsea)から期限付きで獲得しているスティペ・ペリカ(Stipe Perica)の得点で先制したものの、ローマはフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)のクロスにフリーになったラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)が合わせて同点に追いつくと、後半20分にはナインゴランのクロスをウディネーゼのディフェンスが対応を誤ったボールに、最後はバシリス・トロシディス(Vassilis Torosidis)が詰めて決勝点を挙げた。

 3位ラツィオ(SS Lazio)は、16日の試合でサンティアゴ・ヘンティレッティ(Santiago Gentiletti)の得点によりサンプドリア(Sampdoria)に1-0で勝利していたが、ローマは残り2試合でラツィオとの勝ち点差1のままとした。

 セリエAでは3位に来季のチャンピオンズリーグのプレーオフへの出場権が与えられるが、ヨーロッパリーグ2014-15(UEFA Europa League 2014-15)準決勝でFCドニエプル・ドニエプロペトロフスク(FC Dnipro Dnipropetrovsk)に敗れたナポリ(SSC Napoli)もその座をうかがっており、18日にすでに降格が決まっているチェゼーナ(AC Cesena)戦でナポリが勝利すれば、ラツィオとの勝ち点差は3となる。(c)AFP