- Amazon.co.jp ・電子書籍 (364ページ)
感想・レビュー・書評
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1999年初版。
この時代、流行りましたね。
バトロワゲーム。
目が覚めると見知らぬ地、湿った空気。
ここはどこ?え?火星?!
生きるか死ぬかの脱出ゲームにドキドキです:(´ºдº:;`):
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藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。
視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。
ここはどこだ?
傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。
「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」
(Amazon 内容紹介より)
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この時代1番思い出す作品が『バトル・ロワイアル』
こちらも原作が1999年。
血に飢えた世紀末ですね…(・_・;
映画がかなり沸きました。
当時、バトロワゲームというモノを知らなかった私は驚愕しました。
なんて面白いんだ!!
こんなゲームあるんだ?!
そして今、スマホゲームでバトロワしてます(^_^;)
『クリムゾンの迷宮』は似たようなゼロサムゲームながらも、舞台に武器はありません。
どちらかと言うと、真のサバイバルゲーム。
火も水も食料も限られています。
目が覚めると一面深紅色(クリムゾン)の岩山。
私は『漂流教室』の映画を思い出しました。
(古っっ!!……でも思い出しちゃったの…( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ ))
あれが砂漠から深紅色の岩山に変わった感じ。
広大な、果ての見えない謎の地で不安しかありません(-_-;)
いつの間にか持っていたゲーム機が、ここは火星の迷宮だと言います。
火星にいるって…
火星には空気もないし極寒なハズだし…
って、現実的に考えてしまう私(-∀-`; )
過去なのか未来なのか?
って想像力を働かせる。
同じ境遇の男女9人。
きたきた。
分かっていながらも、後半の描写は読む速度を速めます。
徐々に明らかになっていく真実と展開にページをめくる手が止まりません。
Amazonの作品紹介に『映像化不可能?!』とありました。
うん。
不可能かもしれないです。
めっちゃ怖い。
グロい。
でも
面白い(๑¯∇¯๑)
グロ系大丈夫な人のみ、読む事をお勧めします。
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中高生が好きそうなデスゲーム系作品。
題材がシンプルで続きや結末が気になるタイプなので一気読みさせられる。
発売当時は斬新な設定かもしれないけど、最近はこの手の作品で溢れかえっているので、真新しさはなかった。
結末についても多くは語られなかったので、不完全燃焼感もある。
こまけーことは気にしない人にオススメ。
☆3.4 -
意外な設定から始まるお話。SFかとも思いましたが、それがまた違う感じになるのが、面白い。かなり突飛な設定なのですが、すごく引き込まれていきました。ラストはどういう意味なんでしょうか。
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読み終わりました!(о´∀`о)
人間が1番怖い!!
いやいや〜中々ハードな内容でしたね〜
あらすじから言いますと
会社が倒産しホームレスにまで成り下がった主人公の藤木が訳も分からず気がついたら火星を想像させる、一面深紅色の岩山地帯で目を覚まし強制的に9人でのやるか⁉︎やられるか⁉︎サバイバルゲームに参加させられるお話です〜( ͡° ͜ʖ ͡°)
こーゆー内容は初めましてなもんで、
読む前にゲームブック?的なヤツと聞いていましたが、ゲームブックすら読んだ事すらあらへん!笑笑
( ̄▽ ̄;) なもんで、
知識ゼロからのスタートでした。読みはじめは、主人公が自分の知識を振り絞りなんとか、前に進んだり、選択を迫られたりと話に引き込まれてしまいました。
ストーリーの中盤の方でも
疑心暗鬼の恐怖( ̄▽ ̄;)
背筋が凍るようなホラーシーン^o^
にゃん♪にゃんするシーン笑笑(о´∀`о)
グログロだったりと飽きさせない展開していきます!
まぁ〜グロいって言ってもそこまでは無いかなぁーと思っているので普通に楽しめますよ〜!
終盤に入るとアクション的な要素も含まれ、気がついたらいっき見してました。(о´∀`о)
読み終えて、あらためて人間の怖さを実感してしまいましたね!
とても面白い!作品でしたぁ〜!!
興味があるなら!是非是非読んでみてください(о´∀`о)
最後に一言
物語にでてくるスナッフビデオ、、
実際にあるなら、、絶対見たくない!!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
人間こえぇぇ〜
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読み始めたら止まらない、ジェットコースタームービーならぬジェットコースター本。
いろいろ疑問点はあってもそこは置いて楽しんでしまいましょう。
藍の正体、最後まで知りたかった気がします。 -
ひやあせがとまらなかったよくりむぞんもう、これはホンマやばかったです!耳で聴いたのでより臨場感が増していた気がします。じわじわと迫る恐怖。何となくそうなるだろうなと分かっているはずなのに、分かっているはずなのに、怖い。超絶オススメです!
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貴志祐介さんの本を読むと、昨日の自分より1段階知的になったと感じる。いろいろな知識をこれでもかと詰め込まれる。お気に入りの作家だ。
この本は初版が20年以上前と古いけど、ゲームブックってあったなあ、と懐かしい気持ちにさせてくれた。
私もゲームブックを読んだような記憶があるけど、内容などはすっかり忘れてしまった。
舞台はオーストリアのバングルバングル。赤い縞模様の奇岩が連なる大地。
その地に連れてこられた9人によるサバイバル・ゲームが開始された。
バングルバングルをググってみる。
「砂岩の迷宮バングルバングルを歩く
オーストラリア最後の秘境パーヌルル国立公園とアボリジニの聖域カカドゥ国立公園」
というツアーのページが目に入ってきた。
空撮を見ると、かなり広大な地形だ。
どこともわからないところに放置され、与えられたポケット・ゲーム機が唯一の手がかり。
私だったら発狂しそうだ。
こんな状況下で、情報は1番心強いのではないかと思った。
途中からハラハラドキドキで、一気に読み終えることができた。 -
再読。内容盛り沢山で、これぞエンターテインメント! な一冊です。
本作が特に素晴らしいのは、中だるみが全く無い所でしょう。
出だしのサバイバルはゲームのキャラを扱う感覚で少年心をくすぐられますし、それにも慣れてきた頃を見計らった様に作品の本当の狙いが見えてきます。
そしていよいよ終幕となった所から、今度は「実はここからが本番」とばかりにミステリ展開が待っているという。
本作の徹底した娯楽性の追求には、脱帽のうえ脱カツラです。
読み終えて、本作が主人公の物語の出発点でしかなかったと捉えた人は少なくない筈。
続編出して!