まだ5月だというのに、夏のように暑い日々が続いています。時期的にはまだ夏とは言えないので、暑いにも関わらずオフィスのエアコンが活動していないなんてことも多いのではないでしょうか? そんな暑い場所で仕事をしていると必ずやってくるのが「眠気」です。季節の変わり目でもあるので、体調を崩したり、よく眠れなくて身体がスッキリしないなんてこともあるでしょう。

そこで試してほしいのが「昼寝」です。ライフハッカーでは以前から「Power nap(パワーナップ)」の習慣を推奨してきました。以前、こちらの記事でも紹介しましたが、昼寝は仕事の効率を上げるのにとても効果的。実は厚生労働省も「ゴゴイチの昼寝」を推奨しているのです。

昼寝の普及度はどれくらい?

そんな政府推奨から1年、では実際に「昼寝の普及度」はどれくらいなのでしょう? 睡眠専門メディア「Fuminners(フミナーズ)」では、20~30代の男女222人を対象にアンケートを実施しました。「意識的に『昼寝』をすることはありますか?」という質問に対する回答は以下のとおり。

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昼寝自体をしている人は多いのですが、平日に毎日昼寝をしている人は約16%でまだまだ普及していない印象です。

ここまで読んで「昼寝なんてどうせできない」と思っている方。何も1時間昼寝する必要はないのです。日本睡眠学会に所属する医師、坪田聡氏によると、たった1分の昼寝でも効果があるそうです。

実は脳にとって、目から入ってくる視覚情報は大きな負担。そこで1分間目をつむり、外からの視覚情報をシャットアウトすることで、脳が休息できるのだそう。20分程度のまとまった時間の仮眠より持続性は落ちますが、仮眠する前よりも眠気がとれ、集中力がアップするそうです。

たったの1分なら、どれだけ忙しくても時間は取れそうですね。下のリンクでは「1分仮眠法のコツ」を紹介しています。合わせてご覧になってみてください。

5月の気だるさは昼寝で解決!? 1分で無理せず「やる気」を引き出す方法|Fuminners(フミナーズ)

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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