2001年宇宙の旅では、猿が突如現れた謎の石版「モノリス」と接触することにより猿から人間へと進化させたという表現が取り入れられております。もちろん空想上のお話ではありますが、こちらの実験ではそれに近い実験を行っており非常に興味深い。猿やその他の動物が未知なる物体「鏡」と出会いどのような公道をするかというものだ。
動物の実験は、猿だけでなく「ゾウ」や「ヒョウ」など様々な実験を18ヶ月にわたって撮影したといいます。とはいえ、カメラを回しっぱなしにすると時間とコストがかかるので、モーションセンサーを導入し、動物がやってきた時だけカメラを回すように設定。動物がどのように反応するのかを観察します。
―ゴリラは相手を敵だとみなし威嚇
ゴリラは敵だとみなした鏡を何度も叩き相手を威嚇。せっかくのピカピカの鏡は汚れてしまいます。
―ゾウはスルー
ゾウは、それを自分だと判断したのか華麗にスルー。
―ヒョウは抱きつく
ヒョウは正直じゃれているのか威嚇しているのかはよくわかりませんが、ガルルルと恐ろしい声を上げております。
―チンパンジーは見つめる
最も興味深いのはチンパンジー。相手をじっとみつめ、ときにはおかしなポーズをとって確認。ある程度相手が鏡だと認識しているのかもしれません。
チンパンジーは水面に写った顔を自分と認識するといいます。鏡もその要領なのでしょうか。
しかし、鏡と認識している時点でこれは単なる「モノ」です。これをどう使うかが彼らをより進化させるためのポイントとなるだろう。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3109133/What-looking-Watch-hilarious-reactions-animals-seeing-reflection-time.html
(秒刊ライター:たまちゃん)
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