【5月3日 AFP】アジアラグビーチャンピオンシップ2015(Asia Rugby Championship 2015)は2日、都内で第2戦が行われ、アジア王者の日本は41-0で香港に大勝した。

「ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms)」の愛称で知られるラグビー日本代表は、山田章仁(Akihito Yamada)の2トライを筆頭に、カーン・ヘスケス(Karne Hesketh)、トンプソンルーク(Luke Thompson)、藤田慶和(Yoshikazu Fujita)らもトライを記録し、2連勝を飾った。

 しかし、日本代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)を戦うためのレベルからは「まだまだほど遠い」との見解を示している。

 ジョーンズHCは、試合後の記者会見で「フィッシュアンドチップスの夢を見ていた」と話し、イングランド遠征から帰国した選手たちが時差ぼけに苦しみ、本調子ではなかったと明かした。

「選手たちの中には十分な睡眠をとることができず、午前3時まで寝つけない選手もいた」

「必要なレベルからはまだまだ遠い。しかし、雑だったところを少しだけみがくことができた。選手たちがみせた意図には満足している」

「精神面が試されていたし、間違いなく良い方向に進んでいる。大きな一歩ではないが、良い一歩になった」

(c)AFP