取材

「製作委員会」とはどんなものか・どんな仕事をしているのか現場担当者たちがAnimeJapan 2015の座談会で具体的に語った


多くのアニメで見かける「製作委員会」のメンバーはどういった人たちなのか、どのように話を進めて、どう仕事をしているのかを、実際に現場で仕事をしている担当プロデューサーが語る場がAnimeJapan 2015で設けられました。

進行はProduction I.GのプロデューサーでSTEVE N' STEVEN取締役の石井朋彦さんが担当し、WIT STUDIO代表取締役社長の和田丈嗣さん、東宝プロデューサーの川村元気さん、スタジオジブリプロデューサーの西村義明さんが出演しました。

左から石井さん、和田さん、川村さん、西村さん。


◆アニメを仕事にしたプロデューサーたち
WIT STUDIO 和田丈嗣プロデューサー(以下、和田):
僕は最初は通信機器メーカーで営業をやっていました。ある時、ふと好きだったアニメに携わらないと一生後悔すると思いいたって、Production I.Gの石川さんに直接連絡を取り、石川さんのところで働かせてもらうことになりました。I.Gだったきっかけは「機動警察パトレイバー」「攻殻機動隊」です。

東宝 川村元気プロデューサー(以下、川村):
僕はもともと実写映画のプロデューサーをやっていて、「電車男」「告白」「悪人」などを作ってきました。アニメとの関わりは、白組さんと2011年公開の3DCG映画「friends もののけ島のナキ」をやって、そのあと「おおかみこどもの雨と雪」で細田守監督とご一緒しました。そのあと、東宝がテレビアニメシリーズをやる動きがあったので参画することになりました。今は松本理恵監督とボンズさんと、4月から放送される「血界戦線」というアニメーションを作っています。2015年7月11日公開の細田守監督の「バケモノの子」にも参加しています。今後は実写とアニメ、半分半分かなと思います。

スタジオジブリ 西村義明プロデューサー(以下、西村):
僕は学生時代から映画を作りたいと思っていまして、作るのならアニメーション映画だな、スタジオジブリに入りたいなと思っていたんです。縁あって、鈴木敏夫プロデューサーに手紙を書き、読んでもらえて、面接のうえ採用が決まったという経緯です。

Production I.G 石井朋彦プロデューサー(以下、石井):
以前は「アニメってどうやって作っているんですか」と聞かれる時に「現場でどのように作っているのか」という質問が多かった。最近は「どうやって企画を立てて、どうやってお金を集めて、世に送り出しているのか」という、委員会組成に関する質問が増えてきているように感じます。それぐらいアニメがビジネスとして興味を集めているということだと思います。今日は、まず議論を始める前に、一般的な製作委員会の組成を図にしてみました。こうしたベースの流れに沿って、今日のメンバーが、具体的にどういった人と会い、どのように企画を立て、資金を調達しているのか……いうところをうかがえればと思います。まずは川村さん、今まさに『血界戦線』が始まるところですが、4月4日の放映に至るまでどういうことをしてきたか、お話頂けますか?


川村:
僕の場合は「企画・プロデュース」という形で、現場というよりは企画中心ですね。まずは松本理恵監督の作品をいくつか観て非常に面白いなと思い、監督といつかテレビシリーズや映画をやりたいなという話をずっとしていました。すると偶然、東宝の若手の岡村というプロデューサーが「血界戦線」という集英社さんのコミックをアニメ化したいという話を持ってきたんです。松本監督が「血界戦線」の大ファンだったので、じゃあそれでテレビシリーズをやろうということで企画とクリエイターが結びつきました。崩壊したニューヨークという世界観、そして多彩なアクションシーンがあることも考えて「ボンズさんが面白いのでは?」と3人で相談しまして、ボンズの大薮プロデューサーにご相談しました。そこから「鋼の錬金術師」などでボンズさんと繋がりがあったMBSさんに持ち込んだら「ぜひやりたい」と。そこで、パッケージ会社の東宝と放送会社のMBSさん、原作の集英社さん、ADKさんで製作委員会を組みました。

石井:
製作委員会が組まれるまでに、出版社や放送局の方と企画を決める為に、日々どういった形で進めていったんですか?飲みながらなのか、会議室なのか、そういった点にみなさん興味があるのではないかと思います。

川村:
この業界はそんなに広くないので、なにか組み合わせが生まれる瞬間を待っているんですよね。監督がいて、プロダクションがあって、プロデューサーがいて、放送局があって、どのタイミングで組み合わさるか、センスか、志か、あるいはビジネス的なメリットを共有できるか、いろいろあると思いますが、カチッとはまる瞬間がある。みんな交流は絶えずあるので、どこで決まるというわけではなく、運みたいなところもありますね。たまたま企画をやっているときにMBSの丸山さんと飲む事になったとか。

石井:
そういうこと、ありますね。

川村:
「松本理恵監督って面白いよね」と言ってる仲間と「もしやるとなったら一緒にやろう」って話をしていたり……今回も、以前からボンズの大薮さんと「面白いですよね」と話していたことがあったので、いざ松本監督で作品をやるとなったから「じゃあ、一緒にやりますか!」となったり。別の仕事の時に話をしていて、その組み合わせがハマるということもある気がします。

石井:
和田さん、「進撃の巨人」の場合はどうでしたか?

和田:
川村さんの話を聞いていて同じだなぁと思った部分がありますね。もともと、「戦国BASARA」を一緒に作っていたポニーキャニオンさんと、アフレコ時に待ち時間があったので「最近やりたいのない?」って聞かれて「進撃の巨人、面白いです」と答えたのがきっかけなんです。制作会社なので企画書を書いてコンペで戦うことがありましたが、先ほど松本理恵監督の存在が大きかったように、進撃の場合は「監督の荒木哲郎が進撃をやりたかった」というところが大きいですね。

石井:
普段から組みたい監督ややりたい作品イメージがあって、それと企画・原作がかみ合ったときに、同じ志を持った人と作り始めるという感じですか?

和田:
そうですね。日常的にアニメーションの現場は忙しいので、たいがい待ち時間に話をしているときに決まるイメージです。

石井:
西村さんはまた別の立場かなと思いますが、いかがですか。

西村:
スタジオジブリという会社はアニメーション業界の中でもかなり特殊で、製作委員会の組成について語っても大して役に立たないと思います(笑)。徳間書店という出版社がアニメーションの制作スタジオを持つというところから特異ですが、プロデューサーはあらゆる局面で陣頭指揮を執ります。企画や脚本だけでなく、制作現場ではクリエイティブコントロールもすれば、長丁場のアニメーション制作ではクリエイターの人生相談に乗ることもある。製作委員会の舵取りもするし、完成した映画を宣伝して公開してパッケージ化、商品化、海外展開まで全部やる……という、仕事の範囲は多岐に渡り大変ですが、映画との関わり方に関してはすごく恵まれた仕組みの中で映画を作っています。


石井:
生々しい話ですが、たとえば和田さんや川村さんは作ると決まって、放映日・公開日がなんとなく見えてきたとき、制作費はどう決めていますか?

和田:
まずは「制作費を教えてくれない」というところからスタートですね(笑)

石井:
これは制作会社としての立場ですね。

和田:
やることだけが決まって、お金も全部は集まっていないけれど見切りスタートで。

石井:
すでに制作会社としては仕事が始まっているわけですよね。「そろそろ決めてもらわないと困ります」というのは和田さんが委員会で言うんですか?

和田:
そうですね。これ以上進めると後戻りができなくなる一歩前にこちらから強く言いますね。

川村:
僕は予算表をちゃんと見たことがないです……。

石井:
なんと恵まれた……(笑)。

川村:
役割分担があると思っていて、僕は監督を見つけてきて、こういうスタッフやこういう原作をやりたい、こういうプロダクションができればなって夢を見るのは得意なんですが、夢を見るにはお金がかかる。それがいくらなのかという話で、この業界ってすごくファジーですよね。「大体このぐらい」というのがありますけど、内訳は正直、和田さんみたいな現場を指揮する人じゃないと分からないと思います。じゃあ、何にお金をかけるか、作画にかけるか美術なのか、ひょっとすると音周りかもしれないですが、何がベストなのかというところの判断はプロダクションのプロデューサーのセンスの見せ所だと思っていて、そのセンス込みで僕はご相談しているので、口をできるだけ出さないようにしています。


和田:
基本的には監督と川村さんのような企画プロデューサーが「こんなの作りたい」って言っていて、そこに僕が入っていって予算とスケジュールを作って、現実が始まるわけです。

川村:
夢がひとつずつ現実にうち負けていく……みたいな感じありますよね(笑)。でも、代わりに出したアイデアでよくなることもあります。根本的に、これ以上削ったらダメになるというラインはあって、そこを見極めるのもプロデューサーの腕だと思います。僕は作品作りというのはロックフェスみたいなものだと思っていて、フェスが面白そうなら優れたスタッフが集まるし資金も集まるので、なるべくフェス自体を面白そうにするのが自分の仕事だと思っています。

石井:
毎週毎週、委員会として机を囲んで話をしているというわけではなく、なんとなくごはんを食べながら決めたり、日常の付き合いの中で決めたりして、それを製作委員会の中で形作っていくというのが実情だと思います。

和田:
しかし、川村さんが実写からアニメにすんなり来られたのがびっくりです。

川村:
僕はもともとアニメ映画が大好きで、好きすぎてやっちゃいけないと思っていました。2003年に今の映画プロデューサーセクションに来たとき、当時の上司が今の島谷社長だったんです。そこで、誰にでも会わせてやると言われて、マッドハウスで今敏監督に会いました。だから、僕がこの仕事で初めて会った監督は今監督なんです。当時、パプリカの絵コンテを見せてもらって、「絵コンテってこんなに完成品そのまんまなんだ!」って思っていたら、後にも先にもあんな詳細に描かれた絵コンテはなかった(笑)

和田:
さすがですね。

川村:
その足でSTUDIO4℃にも行って、田中栄子さんと森本晃司監督に会って。そのあと10年実写をやり、スタジオ地図の細田守監督や齋藤優一郎プロデューサーのおかげで、ようやくこちらの世界に来られました。

石井:
スタジオの個性ってありますから、それを知っているかどうかは大事ですね。それがわかっているプロデューサーとやるのは面白いと思います。こんな形で、「委員会」に各社が担当を出して決めているだけではなく、多くは日頃の仕事の中で作っているのだということです。先ほども話がありましたが、この業界はものすごく小さな世界で、企画を決めてらっしゃる方々はほぼ顔見知りです。そういったことはあまり知られていないので、まずはそういう方々との人間関係を作っていただくのが、アニメの企画を立ち上げる近道かなと思います。ビジネスの仕組みを勉強しても、あまり参考にならないのではないかなと……。

西村:
でも、そういうセミナーですよね?(笑)

川村:
そういう意味で、アニメって純粋だと思います。「こういう作品を作りたい」という監督やプロデューサーがまず先にいて、そのあとにお金を集めることが多いと思います。ビジネスが先んじているスキームももちろんありますが、ここにいる4人はクリエイティブ先行ではないかと。

◆製作委員会はどう動くのか
石井:
次に、製作委員会がまとまって監督も原作もまとまり、制作費も見えてきたときに、製作委員会がどういった役割で動いていくのかということについてお話をしたいと思います。和田さん、一般的な製作委員会ファミリーがどういった方々かの説明をお願いします。


和田:
製作委員会のメンバーは大きく分けて、テレビ局、DVDメーカー、音楽会社、グッズメーカーの4つです。たとえば「進撃の巨人」で最初にポイントになったのはテレビでやるということは決まっていたので、どこまで巨人のシーンを表現できるのかというところでMBSさんと脚本段階から詰めて相談していきました。その中で、結果としてTOKYO MXさんで放送してくださることになりました。

石井:
表現が枠を決めたようなところがあるんですね。

和田:
グッズメーカーさんでいうと、あの映像でどういうグッズを出せるだろうかと考える。担当の方はそれぞれのビジネスを成立させる要件を考えるているので、僕の感覚で言うと、映像制作において越えるべきハードルを設定してくれる人という認識です。それを一つ一つ越えていった、という感じです。

石井:
川村さんは委員会がアニメ完成して世に出すまでの役割をどう見てらっしゃいますか?

川村:
僕がやっている作品の場合、役割分担はあいまいなんですよね。クリエイティブを一緒にやるパターンもあるし、マーチャンダイジングが組み込まれた作品の場合はそれに従ってやると思いますし、得意分野をお互い見極めつつ、ほどよくちょっかいを出し合いつつという関係だと思います。引き際も大事で、現場には僕は介入しすぎないようにしているので、そこらの線引きをどうやっていくか、先ほど言ったセンスの部分かなと思います。

石井:
中身の議論や監修が行われるのは脚本会議ですよね。委員会が決まりました、放映が決まりましたとなると、和田さんや僕みたいな制作会社のプロデューサーがスケジュールを引きます。週1回、委員会のメンバーが集まり、2~3話ずつぐらいプロットを作って、OKが出たらシナリオ、と毎週進めていきます。そこで中身の話をすることもあるし、商品化するのでこういうの出せませんか、と相談したりします。西村さん、ジブリの委員会だと常に同じメンバーがいらっしゃいますが、役割分担はどうですか?

西村:
テレビの製作と映画とは力点が違うと思うんです。映画の場合、製作委員の各構成要員の立場は、当たったらみんなで少し儲かろうねという投資家としての側面と、映画を当てるためにいっぱい宣伝しましょうねという宣伝マンとしての側面があります。スタジオジブリ作品は、初期の作品群よりも後期の作品群のほうが製作委員会の参加企業数が多いのですが、それはスタジオジブリの映画に投資家が集まらなかったからではなく、映画の価値の最大化を図るために新たな宣伝チャンネルを持つ新業態、コンビニエンスストアやインターネット等の協力を獲得してきた歴史だと言えます。製作委員会は、映画の場合、製作委員会そのものの持つメディアミックス的な宣伝機能が大きな要素になってくるんです。

石井:
単純に映画にみんなが何十%ずつ投資して作るというのではなく各社の得意技、テレビ局なら関連番組を作ったりイベントの自社ブースで宣伝したり、ビデオメーカーなら枠を持っている広告枠にCMを流したり、と委員会全体が作品としてもビジネスとしても成功するための宣伝機能を果たしていきます。あえて堅く表現していますが、「各社の窓口の確立」という言い方です。監督が決まって、ざっくり数字が見えてきて、各社がどういうビジネスをやっていくか分け合って契約するわけですが、「うちはビデオ」「うちはテレビでコレやります」とやることが見えてきます。最近のようにウェブでアニメを流したり、テレビではなくウェブ広告が増えると、委員会メンバーにIT会社が増えてきたり、あるいはゲームや遊技機になるならそれらのメーカーが入ったり、委員会を構成する会社を見るとどういう戦略なのかはわかってきます。


ちなみに、みなさんが新たに構成員を集めるときはどうしています?

川村:
西村さんのお話にもありましたが、映画だと宣伝の力になる仲間を多く集めている印象ですね。テレビはもうちょっとビジネス寄り、窓口を取得するために出資しているという意味合いが強いです。

西村:
お会いして一緒にやりませんかという話をしますね。

川村:
著作権って数十年続くものですから、東宝は数十年にわたり一緒に権利ホルダーとして走っていけるかということを気にします。だから、パートナーシップについてはコンサバティブかもしれません。

石井:
委員会は月に何回ぐらいやってますか?

和田:
放送前と立ち上げとは違いますが、最初は月1で、それとは別に分科会として制作会議や商品化会議をやっていて、主要メンバーだと週1で顔を合わせているイメージです。

川村:
月1ペースですね。

西村:
ジブリも以前は頻繁にやっていたようですが、最近の作品ではだいたい顔なじみの方々と仕事をすることが多いので、分科会がたくさんあって、製作委員会と題する会議は、総まとめとして「こういうことをやっていきますよ」という発表をする場になっている印象がありますね。

石井:
公開までに各社がこれをやるということを逆算して、みんなが集まったときに「このままじゃまずいよ、これ抜けてない?」ってつついたり追い込んだりする、それが委員会かなと思いますが、川村さんいかがですか?

川村:
僕は性格がネガティブなので、作っているときから「この映画は大コケする」と思って作っています。すごい予告編ができあがっても、「いや、重すぎるんじゃないか」とできるだけネガティブなところを見つけます。絶望的に考えて、その芽を潰しきって前に進もうと。希望的になるのは簡単だから、なるべく絶望的に進むスタイルです。事前にやれることは早めに対応して、「追い込む」というよりは、なるべく多くの可能性を考えるようにしています。

石井:
そこで各社の担当にやる気があってまとまりがでると面白いですね。

川村:
先ほど言ったように、面白い祭りならみんなが担ぎ手になるはずで、それがないとどこか他人事になってしまいます。

石井:
現場でどう作っているかはまったく別のロジックですが、委員会レベルだと、目標を決めて担当を分けてお祭り騒ぎを成功させられるか。だんだん公開に向けて頻度が上がり宣伝もビジネスもやるべきことも増えていって、そして放送&公開を迎えます。もう1つ大事な仕事として二次利用があります。アニメは放送が終わっても映像ソフトが出るなどして息の長い作品なので、いろんな方に何度も見ていただくための役割分担をするのも製作委員会の大きな役割です。そろそろお時間なので、製作委員会を通してアニメを作ることについて、みなさんこれからこうしていきたいなということなどあれば、一言ずつお願いします。

西村:
製作委員会というのは仕組みでしかないもので、製作委員会の各担当者が参加する意義のある作品を作ることが第一ですし、それを宣伝して大成功させたいと皆が思える映画かどうかというのが大切ですよね。出版、音楽だけでなく、昨今は映画の製作本数もどんどん増えていますが、業界のプレイヤーが比例して増えているかというとそうでもない。すると、各委員会のメンバーも必然的に他の作品と色々と掛け持ちをしながらの仕事にならざるを得ないわけです。その中で、委員会の担当者たちが、この作品を当てるぞという気持ちを持ってもらえるかどうか、盛り上げていけるかどうかが幹事会社プロデューサーのお仕事なんだと思います。

川村:
ビジネスっぽいけどビジネスっぽくないのがアニメや映画の製作委員会だと思います。僕たちは道路を作ったり食物を作っているわけではなく、究極はあってもなくてもいいものを作っているエンターテイメントのお仕事ですので、参加する人たちは、ビジネスは大事だけど、どこかで世の中に面白いストーリーやビジュアルを送り出したいと考えて参加していると思います。「エンターテイメントの仕事をしたい」と思っている人たちが「こういう面白いものを送り出したい」と思えるフェスティバルを、自分を企画者として作れるか。そのフェスティバルは、いろんなミュージシャン、出店の人ががんばってくれないと面白くなりません。それが製作委員会です。そこで本気になってやってくれる人が自分の作品に増えたらなと思います。

和田:
川村さんのおっしゃった通り、フェスの構成メンバーやそのビジネスの展開によっても、作られる映像は変わってくると思います。この製作委員会モデルは入りやすい、面白いシステムだと思っていますので、ぜひやる気のある方に興味を持っていただいて、アニメーションを盛り上げてもらえたらと思います。


石井:
製作委員会に形式的なセオリーはありませんが、皆さんが想像されているよりも少ない構成員で回っているのが現状ですので、お気軽にお声かけいただき、一人でも多くの、新しい世界からの方々が委員会メンバーになっていただければと思います。本日はありがとうございました。

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